12月21日 日曜日
吹雪の合間に晴れ間が出ました。
■みなさんこんにちは・・・・
12月の美瑛行き2日目です。今日は吹雪いていて余り写真は撮れませんでしたが、歩いてい急に晴れたりしたタイミングに見つけた風景をゲットできました。 今日はフアーム富田、深山峠から歩いてとぅもろうさんから見える1本ポプラ、四季彩の丘、美馬牛小学校、近くの1本の木を下から見上げ、クリスマスツリーまで行ってきました。13km位は歩いたかと思います。昨日より距離があるみたいです。少し足がつりそうになっています。
中富良野~ファーム富田 2.1km往復 (4.2km)
深山峠~四季彩の丘 3.6km
四季彩の丘~1本の木 1.8km
1本の木~クリスマスツリーの木 3.1km
クリスマスツリーの木~とうもろうさん 2.5km
■ファーム富田へ行きます。
まずは、8時30分の列車に乗って中富良野に移動します。とぅもろうさんを出たタイミングは北側に青空が見えていましたが、上富良野、中富良野に進に連れ吹雪になっていました。列車は2両編成でしたが、乗ったのは自分だけ席にも余裕があって、乗降口近くに座ることができました。
中富良野駅を8時50分くらいに出発して住宅街を抜けて道道に出てからなんとか歩くことができる歩道を進みます。スキー状はお休みのようで待ちの中は雪の当たる音と風の鳴る音だけが聞こえてきます。時折通る車も雪煙を上げて消えていきます。種苗店の前で左に入り、彩りの畑横に出る道を進みます。9時20分頃に着きましたが、彩りの畑は雪の中で、靴も埋もれるので中にはいることはできません。少し進んだトラディショナルラベンダー園を下から見上げますが、強い雪で遠くが見えていません。
■温室へ行きたい
温室のある場所へ入りたいのですが、道がなくなかなか入れなくて職員さんの駐車場から入って、ポプラ並木の前に出られました。ちょっとだけポプラを撮ってから温室に入ります。このタイミングで丁度9時30分です。職員さんが2人花柄積みをしていましたので、ご挨拶してセラニュウムなどのお花を何枚か撮ってみます。ラベンダーも植えられていましたが数輪咲いているだけで、これから咲くらしいです。カメラのレンズは温度差であっという間に曇ります。気温は-2度位ですが、中は12度位ありました。マクロと望遠はザックの中に入れてあったので、少し暖かかったのでしょうか、曇りもせずすぐに撮ることができました。
■売店でお買い物
外に出て売店に立ち寄ります。石けんと芳香剤を買ってお店の方を励まします。冬でも開けていて大変ですねと会話を始めます。温室やお手洗いに入れるから来るんですよと言うと、少しでも役に立ってくれるならと冬でも開けているかいがありますとお話ししてくれました。10時15分過ぎに出発です。ちょっぴり薄日が射していますが、晴れる雰囲気ではありませんし、風は強く雪も降り続いています。10時49分頃中富良野駅にたどり着きました。家具付けるかと思いましたが、案外雪があって歩きづらかったような気がします。駅のトイレで用を足して国道に出てバスを待ちます。11時02分予定ですが、10分頃やってきました。いつものとおり外人客が乗っていて中も暖かくエンジンの音だけが響きます。
ファーム富田で見つけた様子をどうぞ。
深山峠からクリスマスツリーの木まで歩きました。
■深山峠から四季彩の丘へ
深山峠のバス停はカルビーの工場ちょっと手前ですが、とても強い風が峠を抜けている感じで、積もった雪と降っている雪が重なってよく前が見えていません。車が来ているかもわからずよく見えません。音とヘッドライトをたよりに反対側に横断します。100m位、富良野方向に進むとトリックアートの館近くから下に降りる道があります。観覧車の下側の道です。下り坂を誰も通っていなくパウダーな雪を蹴散らしながらどんどんおりて行きます。やがて現れる踏切や、看板も、レールも雪の中です。突き当たりを左に折れて四季彩の丘方向に上り坂をひたすら登ります。一番左端を歩きますが、吹きだまりの雪は重いので少し車道の中寄りにはみ出して歩きます。時々車が珍しそうに皆が追い抜いていきます。歩いている人は迷惑でしょうがすいませんでした。バスを降りてから10分ほどで踏切まで来ています。からまつ林が見えてきたら右に大きくカーブし、さらにきつめの登り坂に入ります。そうしているうちに日差しが現れ、あっという間にに西側の空から全体に開けてきました。
■とぅもろうさんから見えるポプラ
そう、とうもろうさんから見える1本ポプラが青空と一緒に撮れる状態となっているではありませんか。どれくらい深いか踏み込んでみると膝丈位の深さで何とかなりそうです。大樹が重いので結構中に入りますが、少しずつポプラに向かって歩いて行きます。少し先に赤白の道の端を表す棒が見えているので、そこまでなんとかラッセルしながら進みます。ただ、開けた場所に出ているので、すさまじい風が吹き抜けていて、すぐに白い塊が襲ってきます。やっとの思いでたどり着きます。ですが青空をバックにポプラが撮れるとは思ってもいませんでしたので、とってもラッキーだったと思います。12時05分にはポプラの見える場所にたどり着いて10分ほどラッセルして1本ポプラを撮ることができました。12時30分頃もとの場所に戻ってきました。再び歩いて四季彩の丘に進みます。この間だけ日差しが出ていて歩き始める頃には再び雪雲がかかり強い吹雪となりました。風は15m以上吹いている感じで、後ろから押され倒れそうになりながら進みます。丁度最後の登りでここから美瑛町に入り下り坂になります。少し先の交差点もよく見えませんが、右に曲がって四季彩の丘の看板まで強い風と雪煙に耐えながら進みます。13時少し前にやっと到着。観光バスが4台止まっていましたが、形がよく見えないくらい吹雪いています。
■スープカレーだよん。
2Fのフロックスにあがりますが、すべての座席に食べ終わった食器が載っています。こんな光景は初めてで驚きましたが、観光バスのみなさんが食べていったとのことでした。一番奥の席が手つかずで空いていたので、そこでスープカレーをいただきました。普段は喫煙席ですが、外国のガイドさんが日本語でホテルの到着、夕食時間を確認しておられました。おなかもふくれて汗も引きましたが、結構疲れています。外のトイレに出てはみましたが寒気がして前に進むのをくじけそうになりました。
■美馬牛小学校に向かう
四季彩の丘は高い所にあるので、そのまま美馬牛小学校方向に進むと西側から直接強風が当たってきます。結構空に晴れ間も出ていてほとんど雪は降っていませんが、遠くから巻き上げれた雪が痛いほど当たってきます。風の音の中に携帯の鳴る音が聞こえましたが、間に合わせずかじかむ手で折り返します。風の音と雪のあたる音でよく聞こえませんでした。このタイミングで再び長い時間晴れ間が出てくれていて、木々の間をぬって走って行く風雪を撮ったり、美馬牛小学校の見える場所で日差しと雪が雪原を走るさまをしばらく見ていました。
左手の感覚がなくなり始めたので、手袋を二重にして耐え抜きます。 美馬牛小学校の左側にさしかかったところで、小学校の塔の陰が伸びていました。始めて見ましたので何枚か撮ってみます。突き当たりを右に曲がって、少しばかり行くと1本の木があります。
■近くの1本の木を下から撮りたい
横から撮っただけではつまらないので、少し下って見上げて撮ってみます。日没の時間とクリスマスツリーの木までの時間と兼ね合いで、撮らずではあとで後悔しますのでおりることにしました。案外おりるので若干いやな雰囲気ですが、せっかくの日差しを是非木の中に入れて撮ってみたい一心で下におります。日差しも間に合い木の中に日差しが入る状態で始めて撮影できました。このタイミングで14時38分となっています。
■クリスマスツリーの木を目指す
15時過ぎには夕陽の撮影場所にいたいところですが、ここからは徒歩で1時間可かかる距離です。日差しが持ってくれることを期待してひたすら歩きます。途中で日差しが雲に隠れてしまいましたが、合間から差し込む光を横目で見ながら、15時30分にたどり着きます。背後の空にある白い雲に赤色が増しているのはわかりますが、空全体には色づきませんでした。16時少し前に出発してとぅもろうさんに戻ります。案外たくさんの人が来ていて撮影しています。車で来る方は中と外の温度差があるのでとても寒そうです。長いこと外を歩いていると慣れてしまって少し位は併記になります。ですが・・・持っている温度計は-10度付近を指しています。風が10m以上吹いているので、もっと寒く感じます。フリースを1枚足して口元を覆って進みます。幸い靴は低温でも中は暖かく長靴より快適ですが、顔が冷たく切れる感じがずーっとしていました。暗くなってからは、少しばかり空が晴れているようで、日没の余韻の薄明るい蒼い色の空がしばらく続いていました。17時頃到着です。今日のとぅもろうさんは3名でした。
それでは、深山峠、美馬牛小学校付近からクリスマスツリーの木付近の写真をご覧ください。